7冊目「春の庭」柴崎友香
というわけで今日読んだので「春の庭」。
芥川賞とったやつですね。
主人公はある取り壊しが決まったアパートに住む、ばついちの男の人。上の階にすむ「西さん」と知り合い、彼女を通して一冊の写真集と出会う。
と書くとなんか恋愛ものくさいですが、特にそんな要素ないです。
好みだけで言っていいなら、別に面白くなかったです。そもそも私は「うまいなあ」「ささるなあ」と唸るような作品が好きでして、自分がその世界でそわそわしたりわくわくするかどうかが面白さのポイントなんだけど、これは、始終「本を読んでいる」って感覚がずっとぬぐえませんでした。
そういう意味では本当に「文学作品」として受賞したのかなあ。
川上弘美とか江國香織とかと同じジャンルだと私は受け止めました。つまり私は苦手。。。笑
春の庭 [ 柴崎友香 ] |