8冊目「何者」朝井リョウ
「桐島、部活やめるってよ」のお方です。この作者の作品としては「何者」を先に読み、ハマりました。確か映像化される予定があったはず。
主人公は、就活をしている大学四年生。同じように就活をしている友人に囲まれて、うだうだ、いろいろ話したり、面接受けたり、恋愛したり。
うわーーー、て思いながら読みました。ツイッターわりとひんぱんにしてる人はみんな読んだらいいねん笑
傍観者のふりして外から眺めて客観的を装って。わたしたちは何者にもなれない。
というような。
就活してる学生さんたちも読んだらいいと思います。刺さるから!!!!笑
うまいなあ、と思いました。ワカモノの感覚を温存したまま文章うまいなんて、ずるいなあ、て。このあと追っかけるみたいに「桐島、部活やめるってよ」「武道館」「ときをかけるゆとり」も読みました。
いま二十代のひと全員におすすめです。