19冊目「本日はお日柄もよく」原田マハ
「カフーを待ちわびて」が一番有名な、原田マハ。映画にもなってました。
お仕事小説、と書いてあって、お仕事嫌いなわたしは(笑)避けてたんですが、なんかしらんけどもうわんわん泣きながら読みました。
職場の後輩にこの本を進められて、はじめの数ページで泣いて、あ、こらあかん家で読もう、と思いました。
お涙ちょうだい感動系ではないんですけど。
なんかよくわかんないくらい泣きました。
主人公は若いOLさん。知り合いの結婚式で、びっくりするほどすばらしいスピーチに出会って、そのスピーチを作った女性に興味を持つようになる。スピーチの奥深さももちろんのこと、働くって、恋愛って、生きるって、伝えるって、難しいけれど、立ち向かうしかない。
たったひとつのよきもののために。
うろ覚えですみません。笑
この人の文章自体はわりとあっさりさっくりしてて、読みやすいです。もともと絵画?美術系のお仕事してた人だとかで、文芸文芸していないというか、どちらかというと平易な文章です。キャラクターもわかりやすい。
だからこそ手に取りやすいと思います。
本日は、お日柄もよく [ 原田マハ ]
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