21冊目「夏の裁断」島本理生
謎のブームが来ない限り、恋愛恋愛した話は基本読まないわたし。江國香織とか川上弘美とか苦手だと前書きましたが、女性ならではの文体が苦手なんです。
そんなわたしですが何故か島本理生の恋愛小説はねーーー、好きなんですよねーーーー。
基本恋愛ものも、たぶん好きなんですよね。こだわり強いから、苦手も多いんだろなあ。
島本さんのは、刺さります。キュンキュンではない。笑
ぐっさあーーーーーって。昔の、なんか自分の恋愛してた心の、柔らかくて隠しておきたい恥ずかしいところにかけてある布団をガバーッて剥がされる感じです。
うがあーーーって言いながら、転げ回りたくなる感じ。実際はジトーっと読んでるんですけど。
とにかく、わたしはザ・恋愛小説で、おすすめってほぼないんですけど、島本さんはど真ん中でおすすめします。
どんな話かは説明できん!笑
若い女のひとが、恋愛のことでジタバタします。静かに、ジタバタ。
ちなみに島本さんのは最高作は「ナラタージュ」だと思っている。
夏の裁断【電子書籍】[ 島本理生 ]
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ナラタージュ [ 島本理生 ]
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