29冊目「和菓子のアン」坂木司
ドラマになってましたっけ?笑
話題になってるなあ、と思って借りて読みました。さらっと読めます。ラノベみたい。そしてかわいいし、和菓子食べたくなります。
主人公のアンは、フリーターじゃまずいなーって思ってとにかく仕事しようとします。そこで雇ってもらえることになったのが、デパ地下の老舗和菓子屋さん。
かっこいい店長や、オネェなイケメン上司、がんこな職人、いろいろデフォルメされたキャラクターに囲まれて、和菓子大好きなアンが小さな謎を解いていく。
和菓子のうんちくも詳しく説明されていますし、謎といっても人が死ぬようなものではなくて、ちょっとしたいい話系ばかりです。
連作ですが短編にもなっているので、隙間時間にちょこちょこっと読むにはいいテイスト。大ベストセラー!とか感動超大作!ではないですが、ふっと手に取ってよんじゃう、まさに和菓子みたいな本です。
実はこういう本あんまり読まないんですけど笑、これは、あーおもしろいなーって思えました。ほっこりしました。おはぎ食べたくなったなー。
和菓子のアン【電子書籍】[ 坂木司 ]
|