覚書

好きな事用 主に映画、小説、漫画など

34冊目「鹿の王」上橋菜穂子

上下巻なので正確には2冊です。

 
傭兵部隊のようなものをしていた凄腕の戦士、ヴァンが主人公です。戦に負けて奴隷として炭鉱で働いていたんですが、ある日その炭鉱の者達が何者かの奇襲の後発生した病気で全滅。なぜかヴァンだけたすかる。逃げる間に小さな女の赤ん坊をたすけて、というバルサとチャグムの性別逆転かというようなスタートですけど、個人的には精霊の守り人のほうが好きかなあ。
 
なんというか、子供向け感をすごく感じてしまった。多分、ウイルスのことをえらい丁寧に説明してるからだろうなあ。
なんか普通の大人?なら知っとるやろ、ていうことをすんごいキャラ多用して説明するから、話そのものが進まない進まない。キャラ多すぎ。ほんと多すぎ。
そんなことはいいからヴァンを出せ!!!てなりました笑
 
ヴァンはかっこいい!すごい応援したくなる。夢も詰まってる。でもとにかく話が!!進まぬ!!!!!じれる!笑
 
そして読み終わって、一番ガックリしたのは、これ終わらないのよおおおおぜんぜんキリもよくないのよおおおおお上下巻というならもう少しちゃんと区切りが欲しかったよおおおお。
 
と思うのはわたしだけかなあ。笑
 
基本、シリーズものは嫌いで、完結したあとじゃないと読まないようにしているわたしだからこそ引っかかっただけかもしれません。笑
 
読んでみて是非そこんとこどうだったか教えてくださいみなさま。