徒然ぽぽこ

好きな事用

44冊目「かにみそ」倉狩聡

カドカワのホラーで賞とった作品です。 ホラーと言えばホラーです。割とグロい部分もあります。でもどっちかっていうと万城目学とか森見登美彦とかあのへんです。男の人が軽く独白しているっていう感じ。 カニを拾うんです。主人公が。で、そのカニを飼い始…

43冊目「Red」島本理生

毎度書きますが私はめったに恋愛オンリーの小説を読みません。たまに恋愛ものに手を出したくなる時もあるんですが、基本的にそれだけなのはちょっと、という感じ。 なのになぜか読んでしまう。そして苦しくなっちゃう。それが島本理生。 「Red」は、不倫の話…

42冊目「目嚢」加門七海

ホラーです。 私の好きなタイプのホラーです。 私の好きなタイプのホラーは、グロさに頼らず、日常にひっそり寄り添ってくるような、じとっとしたホラーです。 加門さんのは、何かの短編集で読んで、うわーじっとりこわいなー好きだなーって思った記憶があり…

41冊目「レフト・ハンド」中井拓志

ちょっと珍しいといか、あまり有名ではないやつを。笑 とかいいながら、この本すごい好きなんですけどね。ホラーです。医学ホラー。けっこうなグロ。第4回角川ホラー小説大賞とってるからけっこう評価は高いはずだけど、たぶんこのあとあんまり書いてない(…

40冊目「向日葵の咲かない夏」道尾秀介

好きな作家さんのひとり。道尾秀介を紹介します。 ミステリー作家と思われているのでしょうか。よくわからないけど笑 ゴテゴテのミステリより、この作品のように幻想的というかホラー交じりの話のほうが私は好きです。謎解き要素はあんまりないかなあ。 主人…

39冊目「霧のむこうのふしぎな町」柏葉幸子

児童文学! 「千と千尋の神隠し」の元ネタ? アイディアはこっからもらったとかなんとか。でも雰囲気とか世界観は全然違う感じがします。 女の子が、夏の間だけ、あるふしぎな町に行きます。そのふしぎな町で、仕事のお手伝いをしたり、いろいろなひとと交流…

38冊目「怒り 上・下」吉田修一

いっとき、吉田修一ブームがきて、どどどどーっとこの人のを読みました。 どれもこれも言えることですけど、人間が泥臭いんですよね。いい意味ではなく笑。 明るくて一生懸命で必死に前向きな泥臭い人間ドラマの小説って私読まないんですけど、この人の書く…

37冊目「ソロモンの偽証」宮部みゆき

宮部みゆきは中学生のころから好きで、私の母も好きで、ほとんど読んでいます。 好きな作品はたくさんあって「長い長い殺人」とか「蒲生邸事件」とか、有名どころではないやつもお勧めしたいなと思ったんですが、とりあえずは最近のをと。 主人公は中学生の…

36冊目「天使の囀り」貴志祐介

同じ作者さんは避けてたんですけど、でも好きだからもういいや笑 貴志作品で一番好きかもしれない。決めがたいけど。 主人公は女の人です。恋人が、秘境で文化人類学や動物の研究なんかをしているんですが、その恋人からの手紙から話は始まります。その手紙…

35冊目「しあわせは子猫のかたち」乙一

これは本としては「失踪HOLIDAY」という短編集で中学生の時に読みました。 乙一さんはどっちかっていうとホラーのイメージが強くて「ZOO」とか「GOTH」とかグロいのはとことんグロくてファンの私でさえ「ああああああ」てウツになることもしばしば。 ひどい…

34冊目「鹿の王」上橋菜穂子

上下巻なので正確には2冊です。 傭兵部隊のようなものをしていた凄腕の戦士、ヴァンが主人公です。戦に負けて奴隷として炭鉱で働いていたんですが、ある日その炭鉱の者達が何者かの奇襲の後発生した病気で全滅。なぜかヴァンだけたすかる。逃げる間に小さな…

33冊目「火星ダークバラード」上田早夕里

そろそろ大好きな上田さんを。 短編集「獣舟・魚舟」で、うわーすげーこの人すげーってなって、このデビュー作を読みました。女の人では珍しい、割とがっつりハードなファンタジー。 女性の書くファンタジーって聞いて上橋菜穂子とか宮部みゆきとか思い浮か…

32冊目「舟を編む」三浦しをん

本屋大賞ノミネート、そんで映画にもなってますね。 舟を編む、てつまり、辞書を作る話です。編纂、ていうくらいなので、本を作るのは確かに「編む」ていう。 ドキュメンタリーって感じです。本が大好きな青年、そっと支える恋人、尊敬する先生、仲間たち。 …

31冊目「年下の男の子」五十嵐貴久

かつて個人的に一大ブームだった五十嵐貴久さん。 多種多様なジャンルを書く人で有名ですね。デビュー作は「RIKA」という激烈なホラーだし、時代物(「安政五年の大脱走」。死ぬほど好き)も書きはるし、と思えばガッキーと舘ひろし主演だった「パパと娘の7…

30冊目「闇の展覧会(霧)」アンソロジー

紹介したいのは本というより短編です。 スティーブンキングの「霧」。他も面白いんですが、とりあえず書きたいのはミスト。 そうです、あの映画の「ミスト」の原作です。映画のおかげで絶版になってたこのアンソロが復活したと書店員だったころに聞いた気が…

29冊目「和菓子のアン」坂木司

ドラマになってましたっけ?笑 話題になってるなあ、と思って借りて読みました。さらっと読めます。ラノベみたい。そしてかわいいし、和菓子食べたくなります。 主人公のアンは、フリーターじゃまずいなーって思ってとにかく仕事しようとします。そこで雇っ…

28冊目「虐殺器官」伊藤計劃

伊藤計劃、最近?ここ2年ほどで脚光を浴びたと思いきや、もう亡くなった方だなんて本当に惜しい。もっとこの人の作品読みたかったなあって心から思います。 有名なのは「ハーモニー」かなあ。あと「屍者の帝国」もアニメ化していましたね。個人的に屍者の帝…

27冊目「リング」鈴木光司

ここにきてテッパンを。ホラーが映画も小説も大好きなのは前の記事で書きましたが、日本映画界のホラーの頂点は、間違いなくリングだと思っています。 今見ても怖いもの!!!!笑 小説はですね、もちろんよくできた話ですが、「リング」「ループ」「らせん…

26冊目「青の炎」貴志祐介

最も好きな作家といってもいいかもしれない。イチバンとかつけにくいくらいたくさんいますけど笑 あまり多作な人ではないけれど、この「青の炎」「クリムゾンの迷宮」「ISOLA」「天使の囀り」あと一番有名であろう「悪の教典」(これは知っている人多いはず…

25冊目「植物図鑑」有川浩

映画化しましたね。個人的にはあの男性の俳優さんはイメージと違う気がしていますが。黒髪薄幸でもしたたかそう腹黒そうイメージだったからなあ。 主人公は女の人です。イケメンを拾います。 恋愛関係になります。でもそのイケメンが訳アです。植物にめっさ…

24冊目「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ

文芸賞とった? 作品ですね。 審査員に絶賛されたとかなんとか。 主人公は美術学校に通う大学生です。講師のユリと不倫します。なんていうか、小説といよりはもうひたすらひとりごとを聞き続けている感じです。 人の日記を盗み見ているみたいな感覚。短いし…

23冊目「八日目の蝉」角田光代

角田光代さんは「十八の夏」読んで、わりと重たい人間関係描くひとだなーと思っていましたが、これもまた例にもれず。 主人公は、どちらととってもいいですが、お母さんか、娘です。不倫の末に、相手の男の生まれたての娘を誘拐してしまった女の人が、子育て…

22冊目「かわいい結婚」山内マリコ

結婚したての私に、図書館の司書さんが勧めてくれた本。 でも結婚素敵☆本ではない笑 短編集です。いろんな結婚の話。いろんな主人公。いろんな夫婦。なれそめ。喧嘩。悩み。ぐだぐだ。 どっちかっつーと「こんなはずじゃなかったァァァァアアア」ていう結婚…

21冊目「夏の裁断」島本理生

謎のブームが来ない限り、恋愛恋愛した話は基本読まないわたし。江國香織とか川上弘美とか苦手だと前書きましたが、女性ならではの文体が苦手なんです。 ん? 何が言いたかったの? ていうのが多い気がして。川上未映子とか、綿矢りさとか。 そんなわたしで…

20冊目「夜のピクニック」恩田陸

「六番目の小夜子」とか「月の裏側」を読んだときは「????」にあふれてて笑 まさかこんなにビッグになるとは思っていませんでした。教科書に名前載ってるし、入試問題でもたびたび使われていますね、恩田陸さん。 主人公の高校では、死ぬほど歩き続ける…

19冊目「本日はお日柄もよく」原田マハ

「カフーを待ちわびて」が一番有名な、原田マハ。映画にもなってました。 お仕事小説、と書いてあって、お仕事嫌いなわたしは(笑)避けてたんですが、なんかしらんけどもうわんわん泣きながら読みました。 職場の後輩にこの本を進められて、はじめの数ペー…

18冊目「火の粉」雫井脩介

ユースケサンタマリア主演でドラマになってましたね。先週の土曜日?最終回でした。私の周りでもこわいこわいとみんな言いながら観てた記憶が。 ちなみに小説のほうが普通に怖いですからね!!!笑 ドラマはなんだかいい感じに終わっていましたが。 こわいこ…

17冊目「百舌の叫ぶ夜」逢坂剛

有名なシリーズですね。映画にもなってるしドラマにもなってる。西島秀俊さんが有名になった作品な気がします。倉阪役なのかなあ。 主人公は、とりあえず倉阪。女刑事かもしれないしおっさん刑事かもしれないけど。どんな立場から見てもいい。とにかく警察モ…

16冊目「その女アレックス」ピエール・ルメートル

夜だから27日分として許して!笑 一時期話題になっていました。 あんまり翻訳は読まないのですが(日本語がやっぱり不自然に感じる)、あまりに話題だったから気になって読みました。 面白かったです。 主人公はアレックスです。拉致されます。けっこうエ…

15冊目「残穢」小野不由美

好きなジャンルはと聞かれたら、すぐに、ホラー!!!と答えるほどのホラー好きなわたし。基本的にこわい本は全部読んでると豪語したいくらい、こわい話には目がありません。 角川ホラーはお友達。最近漫画っぽい表紙嫌だけど。笑 そんなわたしにもホラーの…

14冊目「人魚の眠る家」東野圭吾

大学の先輩にあたる笑 多作で有名な方ですが、だからこそたまに、手抜いてない?!?!ていうくらいハズレもあると勝手に思っているわたし。笑 これはアタリでした。わりとほとんどこの人の読んでますが、ここ数年のなかでは一番面白かったです。 刺さるとい…

13冊目「高校入試」湊かなえ

湊かなえ、割と好きなので、新しいやつ、サファイヤ?以外は読んだことあります。 これは、ガッキー主演でドラマ化されてましたよね?わたしは見ていませんでしたが、教師してる友達が面白いドラマだったと褒めてました。 主人公は、というほどひとりだけが…

12冊目「風の中のマリア」百田尚樹

百田尚樹は、「永遠のゼロ」と、あと整形?の話とくらいしか、読んだことがなく。イメージとしては文章がうまいというより確固たる思想にねづいた、ドラマチックな展開を思いつくのが特徴の人だというもの。永遠の〜のはじめの方なんて文章グッダグダすぎて…

11冊目「さよならドビュッシー」中山七里

愛する橋本愛ちゃんが主演?で映画になりました。 主人公はピアニストを目指すお嬢様。同じようにピアニストを目指すいとこがいて、彼女とともに、厳しくも優しい資産家のおじいちゃんに可愛がられながらピアノの練習に日々励んでいた。そんなある日、不審火…

10冊目「ハピネス」桐野夏生

桐野夏生は、大好きなんです。 女の人のミステリー作家で一番好きかもしれない。なぜだろう。 憧れのタワーマンションに住む子持ち主人公。子育て。ママ友。主婦。義理の親。 てっきり、仕事まみれの旦那に頼らず、一生懸命都会のハイソな世界で子育てする女…

9冊目「君の膵臓を食べたい」住野よる

さわやかな西尾維新系、と勝手に思っています。キャラ化というか、デフォルメははげしめ。でもラノベほど文章が雑なわけではなく、とても丁寧に書き込まれている印象です。主人公は根暗な高校生。ボーイミーツガールです。恋愛。青春。闘病。君と会えたから…

8冊目「何者」朝井リョウ

「桐島、部活やめるってよ」のお方です。この作者の作品としては「何者」を先に読み、ハマりました。確か映像化される予定があったはず。綿矢りさが、期待の新人!!!!斬新!!!!て芥川賞とって「インストール」読んだときは、なんじゃこりゃ、話題性だ…

7冊目「春の庭」柴崎友香

というわけで今日読んだので「春の庭」。 芥川賞とったやつですね。 主人公はある取り壊しが決まったアパートに住む、ばついちの男の人。上の階にすむ「西さん」と知り合い、彼女を通して一冊の写真集と出会う。 と書くとなんか恋愛ものくさいですが、特にそ…

6冊目「女王はかえらない」降田天

第13回このミステリーがすごい!大賞受賞作。 叙述トリックってやつですね。歌野省午「葉桜の季節に君を想うこと」的な。乾くるみ「イニシエーション・ラブ」的な。 叙述らしい、と聞いていたので、わりと気を引き締めて読んでましたけど、見破るには読者…

5冊目「教場」長岡弘樹

昨年度、本屋大賞にノミネートされていた作品。 舞台は警察学校。オムニバス形式です。ひとつひとつの話は短く完結しているから、イッキ読みじゃなくても大丈夫。 結論いうと、面白かったです。ドキドキワクワク!というよりも、こう、人間ってなんていうか…

4冊目「世界から猫が消えたなら」川村元気

はやりにのって。 この作家、テレビ関係のお仕事のひとだかで、小説が本業って感じではないようです。基本作家がどんな人かとかあんまり気にせず読みますけど、読みながら「? あんまり文章上手じゃねーぞ」と思ってしまって、調べたら、ああ、なるほどとい…

3冊目「ダブル」深町秋生

「果てしなき渇き」が面白かったーという記憶ぐらいしか、この作者に関してはありませんが、これも同じようなアンダーグラウンドな世界のお話。 主人公は、マフィア?というか暴力団ではないけど、なんか、そういう危ない組織で働く中年のおじさんなんだけど…

2冊目「夜想」貫井徳郎

貫井さんは好きです。カタくて、でもエゲツない。貫井さんの描く人って、ほんとびびるぐらい悪意のない悪。 人間のなかなある真っ黒な塊を取り出してデフォルメして動かしてる感じがするなあ。 というわけで、「夜想」。 交通事故で妻と子供を失い、生きる気…

1冊目「しろいしるし」西加奈子

というわけで、密かに静かにじんわりブームな西加奈子さん。 この人不思議だわ、と思うのが、「西加奈子が好きか」と言われると 「うーん」 なんだよな。 なんかたぶんけっこういろいろよんだけど、おおおお、と思うものもあれば、 いやいやいや、は? で終…